トラックを買取してもらう際の大きな目的は高く売ることです。高く売るための知識を持っていれば、それは可能になります。反対にしらない場合は損をすることもあります。例えば下取りも一種の買取ですが、この時の基準や価格は曖昧であり、何よりも売却相手が次のトラックの購入先に限定されてしまうため、自由がありません。
中古車オークションは存在しますが、これはディーラーが安く仕入れるためのものであり、何より会員制のものですので一般の方が利用することはできません。適切な買取先を見つけるために専用知識は必要なく、ポイントは海外への販売ルートを持っているかどうかです。日本のトラックは世界で高く評価されており、中古の輸出数は年に数十万に及びます。かなり大きなマーケットとなっているため、ここを利用できるかどうかで買取価格は変わります。
特に需要が高いのは新興国であり、アジアやアフリカです。欧米や欧州にも需要があります。一口に海外への販売ルートと言っても規模の大小がありますので、できるだけ大きなルートを持つ相手を探したい所です。細かいことを考えずとも、多くの相手に査定見積もりをして価格を見ることで大体の判断が可能です。
大手なら海外ルートを持っていることも期待できるため、大きな所を選んだほうが良いでしょう。この時一括査定をするのがポイントです。これにより各社にライバルの存在を意識させ、価格競争をさせることができます。